人々の暮らしを取り巻く日常と風景の写真300点をたどる中で生み出される新しい生き方

Remastering
竹沢うるま [撮影・著・編集]

15年間の旅で、15万回のシャッターを押し続けてきた写真家が、2020年は、取材の手段を止められ、これまでの膨大な記録を改めて見直す作業に没頭した。先行きの見えない時代に、落ち込む心を奮い立たせた。これまでの一枚一枚の貴重な記録を、写真集を自身の思い通りに構成する仕事に希望を見出すことができたからだ。

竹沢うるま
1977年生まれ。写真家

同志社大学法学部法律学科卒業。在学中、アメリカ一年滞在し、独学で写真を学ぶ。帰国後、ダイビング雑誌のスタッフフォトグラファーとして水中撮影を専門とし、2004年独立。写真家としての活動を本格的に開始。これまで訪れた国と地域は150を越す。

2010年~2012年にかけて、1021日103カ国を巡る旅を敢行し、写真集「Walkabout」と対になる旅行記「The Songlines」を発表。2014年には第3回日経ナショナル ジオグラフィック写真賞グランプリ受賞。2015年に開催されたニューヨークでの個展は多くのメディアに取り上げられ現地で評価されるなど、国内外で写真集や写真展を通じて作品発表をしている。

* Uruma は沖縄の方言で珊瑚の島という意味
連絡先 info@patokyo.com

主な著書
  • 「Tio’s Island」(写真:竹沢うるま 物語:池澤夏樹) 小学館 2010
  • 「Walkabout」 小学館 2013
  • 「The Songlines」 小学館 2015
  • 「今」 (写真:竹沢うるま 詩:谷川俊太郎) 小学館 2015
  • 「Buena Vista」創芸社 2015
  • 「Kor La」小学館 2016
  • 「旅情熱帯夜」実業之日本社 2016
  • 「ルンタ」小学館 2020

定価 3,600円+税
B5版変形(W187xH246mm)
上製
368ページ
2021年1月25日 発行予定
デザイン: 井原靖章
ISBN978-4-600-00508-5

著者公式HP   http://uruma-photo.com/